note定点観測

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noteで読者(フォロワー)を獲得するには

 noteを利用する、特に始めたばかりの、自分が何かしらの記事や作品を投稿、発表していきたいユーザーにとってまず問題となるのは、自分の投稿した記事や作品を見てくれる読者の獲得方法であろう。何しろTwitterに似たフォロー/フォロワーやタイムライン方式を採用したnoteでは基本的には既にフォローしてくれている相手にしか投稿した記事や作品は見えないばかりか、投稿したことすら気づいてはもらえないのだから。ハッシュタグ検索や各種カテゴリ分けしたラインもあるにはあるが、日常的にそれらをチェックしているユーザーは少数派ではないだろうか。

 一般的な知名度のある有名人や、他SNSなどで人気を博し固定ファンが既に多数いるような人気者、実力者でもない限り、noteにおいて固定読者を獲得することには大変な労力を要する。また、そういった人物たちにとって現在のnoteは専用のコンテンツを作成して投稿したところで到底元が取れるはずもなく、さして魅力的な市場ではないだろう。

 少々話がそれたが、ここではそういった有名人たちではなく、無名の一般人がnoteで活動していくことを考えていく。

 まず考えられるのは、とりあえず手当たり次第に自分からフォローしてフォロー返しを期待する方法である。しかし現在noteに新規登録した場合最初に目にするであろうnote運営事務局のおすすめノートに収められた記事や作品を投稿したユーザーたちが必ずしもそういった考えの持ち主とは限らず、ましてや最新の記事すら1年以上前のものでこのマガジン自体の更新が途絶えてしまっているのだから、場合によっては既にnoteでの活動すらやめてしまったユーザーも含まれているかもしれないことを考えると、見た端からフォローするというのも効率が悪いように思える。

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 またnoteを利用するユーザーの気質上、やはりまず自分の記事や作品を見て欲しいという意識を持っているかたが多いように思うので、一方的な「相手は誰でもいい」とでもいうかのような無差別なフォローは歓迎されない場合も多々あるだろう。

 自分が何かしらの記事や作品を投稿するためにnoteを使うばかりではなく、見る側としても時間に限りが有ることを考えればフォローする相手には慎重にならざるを得ないだろう。私が以前Twitterで実施したアンケートでは気軽にフォローするという意見と、長く付き合うことを前提にじっくり考えてからとする意見がぴったり半々であった。

 

 

 noteにおいて自分が投稿した記事や作品を見てくれる読者をより多く獲得するには、まず自分が何を行うのかという活動の柱とでも言うべきものを定め、じっくり時間をかけて地道に投稿を続けていくことが必要であると思う。また、Twitterなどを利用して「noteでの活動」自体の宣伝を行うことも有効であるだろう。

 もともと知名度のない一般人が短期間に多数の読者、フォロワーを獲得することはnoteにおいても難しいが、もしも時間的な余裕があるのならばnote内で行われているユーザー発の企画(その多くはハッシュタグを利用したもの)に参加することも、自分の存在や実力を周囲に示すことになるだろう。

 

 

noteに関するアンケートをまとめました。「こんなアンケートをやってほしい」というお題も募集中。

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